2014-02-26 第186回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
これに伴う災害はもう御承知のとおりで、今時間がありませんから細かいことは申し上げませんが、いわゆるダムも、只見は戦後、電源開発に貢献した地域ですから、田子倉ダムを初め大変なダムがあるわけですが、これもダメージを受けたり、あるいは橋梁もそうですね、道路もそうです。
これに伴う災害はもう御承知のとおりで、今時間がありませんから細かいことは申し上げませんが、いわゆるダムも、只見は戦後、電源開発に貢献した地域ですから、田子倉ダムを初め大変なダムがあるわけですが、これもダメージを受けたり、あるいは橋梁もそうですね、道路もそうです。
まさに戦後の日本の発展のためのエネルギー基地と言ったらおかしいですけれども、只見川電源開発ということで、田子倉ダムを中心に水力発電が国策として整備されてきた。これの資材の搬入搬出を含めて、そのインフラ整備が実は只見線であり、それがJR、国鉄の方に移管された歴史があるわけですね。つまり、利用客、通常の乗る人が少ない、多いではなくて、もともとそういう国策にのっとって、歴史が違うんですよ、普通のとは。
福島県は、平成二十三年三月十一日のいわゆる東日本大震災による原発事故だけではなくて、七月に、新潟・福島豪雨によりまして、会津地域、特に、奥只見ダムや田子倉ダム、只見ダム、これの放水によりまして只見川が深刻なダメージを受けたわけでございます。橋や鉄橋は流されて、道路などや多くの人家が浸水の被害に見舞われました。激甚災害の指定を受け、復興再生に取り組んでいるところであります。
只見川の上田ダムにおきましては年間十四万立方メートル、田子倉ダムにおきましては同じく十四万立方メートル、本名ダムが少し少なくて、これは岩山だからですが十万立方メートル、奥只見のごときは実に六十万立方メートル、これは実は予想以上の急テンポに埋まっていくわけであります。これは、国有林と私有林をも含めてでありますけれども、乱伐の影響であります。
それから第三番目が阿賀野川水系、電源開発会社の田子倉でございまして、三十八万キロでございます。四番目が奥只見、同じく阿賀野川にございます電源開発の発電所でございまして、三十六万キロでございます。五番目が天竜川にございます電源開発会社の佐久間発電所でございます。以上、上から五つでございます。
○唐橋委員 そのような御協力の中で問題の一つは、当時の開発は、先ほども各議員から各地の情勢の一端が出ましたが、地元民にはバラ色の夢を与えて、開発になればこの地域は全く裕福になるんだ、豊かな郷土になるんだ、こういうようなことの希望を与え、もう一つは、これが完成すればやがて上流には田子倉、奥只見のような巨大な貯水ダムができるから洪水は絶対心配ないんだ、こういうことを地元の人たちに与えたということは事実であろうと
会津の坂下町には片門発電所、柳津町には柳津発電所、三島町には宮下発電所、金山町には本名、上田、滝発電所、只見町には田子倉発電所と、東北電力関係の発電所がありますが、ダムができる以前は、このような水害に見舞われたことは百年間以上もなかったと地元の人たちは言っております。
あれは、私から申し上げるまでもなしに、田子倉発電所の建設路線ということで敷設され、それを強化したにすぎない、こういう特殊事情もございますが、三十キロの間に、ただ一本レールで、交差する場所がないのだという。こんなような特殊事情というものがあっていいのかどうか。これがいま当面緊急に取り上げていただかなければならない問題ではないか、これが第一点でございます。
改良道でございます、田子倉建設のための。それでさえいまそのような状態だ。こういう点は認識していただかなければならないと思います。
二月の初めのほうにおきましては、私どものほうで田子倉に気象通報所がございますが、そこの記録は、二月の初めに三メートル四十でございます。これは積雪の深さでございます。それからもう一つ、その奥の奥只見に電発の観測所がございまして、それは四メートル六十四になっております。それから二月十四日から二十一日までのほうは、これは新積雪で新しく降った雪でございます。
一番もめましたのは田子倉という地域ですが、その人たちがどうも電発と話し合わない。そのうちに、知事がいつでも仲介の役をとりながらやっていたという状態がこの問題を解決する糸口になった。これが大きな糸口なんですよ。いま委託契約をされてみますと、あくまでも県は住民側から見れば公団の出先機関です。この仲介的な性格を気持ちの中に持っていたとしても、受けるほうはそうでございません。
これはあなたたちのほうでもあれだと思うのですが、あの只見川水系は、上流に田子倉、奥只見という巨大なる貯水ダムができました。そのダムで洪水期に全部水を入れたわけですね。そうして常時渇水時には平均して流していく。ですが、この上流のダムは下流の発電所よりもあとにできました。
奥只見田子倉です。そしてあの大貯水ダムができたために、下流はその水量調整によって下流増の発電量が出てきたわけです。つまり下流に対する増加した発電量、これを普通私たちは、下流増と言っているのですが、それに対して当然水利使用料は増加してよろしい。
その内容は、奥只見発電所、田子倉発電所をはじめとする只見水系の発電所及び新潟火力発電所、帝国石油株式会社の南阿賀油田、日本ガス化学工業株式会社の松浜工場、石油資源開発株式会社の紫雲寺ガス田、見付油田の実地調査のほか、地場産業としての福島県会津若松市の漆器工場団地、並びに新潟県燕市の金属洋食器製造業の実態についても調査をしてまいりました。
もちろんそれよりもよりりっぱにできておるダムも――たとえて言えば池原のダムとかあるいは田子倉のダムだとかいうものは、これは世間で見て非常にりっぱだというので表彰されるくらいですから、非常によくできておるのだと思いますが、そういうなにはあると思いますが、全然欠点があるようには思いません。よくできていると思います。
前田建設においては田子倉、有峯等、その他百メートル級以上のコンクリート・ダムの経験があるというようなことで一流業者中でも、最も適任なもの五社を選んだわけでございます。
たとえて申しますれば只見川筋の問題でございますが、只見川で、私のほうですでに開発した地点が四カ地点ございますが、日本で最大出力といわれております田子倉発電所と——これは三十八万キロでございますが、奥につくりました奥只見発電所——これは三十六万キロでございます。初めは、その間に二つの発電所をつくる予定であったのでございます。
○福井委員 大へん詳しいというので、少し余分に聞いたのですが、発電所の最大のものは、三十八万キロの田子倉ということですが、そこの発電機はどんなものを使っておられますか。そこからの送電線の状況をちょっと御説明願いたい。
○藤井参考人 田子倉の発電機は三菱電機が全部つくっております。そこから出した電力は、二十七万五千ボルトの超高圧送電線によりまして、一つは東北電力に、一つは東京電力に供給するために田子倉から奥只見もあわせまして川越の変電所に持ってまいっております。
ただいまのお尋ねにつきましては、実は理事の増員につきましては、御承知のように、当初は建設のみを目的にしてこの会社が設立されたのでありまするが、当時の情勢として、各電力会社ともまだ基礎が十分でなくて、せっかく建設した発電所を各電力会社にそのまま引き取ってもらうという体制になかったために、引き続いてこの電源開発会社が運営までも引き受けてやるということにして推移してきておったのでございますが、次々と佐久間、田子倉
ただ、そのときどきの電力の開発につきましては、大体長期計画に従って需給のバランスを考えながらやるものでございますから、ときにおくれたり縮んだりする場合がありますが、奥只見、田子倉、御母衣を同時にやったような、あんな計画は今度立てないほうが私はいい、また立てる必要はないと思っております。しかし、またここ当分は水力開発もそう悲観したものではないと考えております。
現在では、御承知のように、水力開発が、一時ほど、奥只見、田子倉同時にやっていたときほど、工事量はございません。土本人員を、事前に、その方面では抑制をしておりまして、中には、希望者もありまするが、定年で退職しているというようなものもあります半面に、新しい採用も、多少はやっておりまするが、きわめて消極的にやっております。それと、理事をふやしたがための増員はいたさないつもりでおります。
この水系の発電所は、全部を合計いたしましても、奥只見、田子倉、御母衣の各発電所はもちろん、同じ熊野川の支流の北山川水系でただいま工事中の地原発電所よりもその出力が少ないのでありますが、十津川に限らず、熊野川の水は、年間を通じてみますと豊富にもかかわらず、季節的に片寄っているため、これを利用するためにはいろいろと困難があり、特に経済的な開発ということになりますと、いまくらいの水の利用が限度だったようであります
また開発地点も、その後田子倉とかあるいは奥只見とか御母衣とかいったような、わが国といたしましては最大級の水力発電所の建設が次々に生まれてまいり、また低品位炭を利用する火力発電所を九州に設ける。
同時に、主要なる大水力発電所、たとえて申しますれば、北のほうから、田子倉、奥只見のような只見川水系の発電所、それからわが国で最初にできました天竜川筋の佐久間発電所、それから庄川筋の御母衣発電所といったような、わが国でも水力発電所といたしましては最大級の発電所の間を二十七万五千ボルトの送電線で連絡いたしております。
なお電力の問題でございますが、分水をしないで、只見川の本流系で全部の水を使いますといたしました場合の発電電力量は、奥只見、大鳥、田子倉、滝、この四つの電発の分だけを考えてみますと、約十五億七千キロワット・アワーになります。それから一方、黒又川筋は黒又第一、それから先ほどちょっと申し落としましたが、末沢という発電所がございます。
それからその下の田子倉ダム、これが三十八万五千キロであります。それから滝発電所、これが九万二千キロ、なおこのほかに只見川の本流系には計画がございますが、これは今後の地点でございます。なお現在工事中の大鳥発電所がございます。これはことしの十二月ごろに運転に入る予定でございまして、九万五千キロであります。